バブル核融合とは

＞バブル核融合（バブルかくゆうごう、英語: Bubble fusion）は、原子核融合の一種で、超音波キャビテーション（空洞現象）によって高温高圧下の気泡（バブル）内で発生するとされるものである。＜

＞しかしながら、同僚による実験で再現できなかったため、多くの専門家によって掲載前から批判された。いまなおこのグループ以外では再現できていない^[2][3]。

ただ、東北大学の実験において、液体リチウムの超音波キャビテーションが700万ケルビン以上の高温高圧状態を作り出し核融合反応を大幅に促進することが確かめられている。^[2]

これは理論的に予見されていたリチウムによる核融合促進効果と超音波キャビテーションの複合といえる。＜

引用　バブル核融合　Wikipedia

画像検索からAlibabaでスクリューのような装置が出てきました。
スクリュー内径に流路がありスクリュー先端の穴から噴出させることによりマイクロバブルを発生しつつ、回転させる構造のようです。

引用　マイクロバブル発電機、キャビテーションエア浮揚機に使用

では実際どのように、どういった用途でこれを使うのか調べてみたところ、国内の三菱にてプラントがヒット。

引用　世界最高レベルの極低背景雑音を実現したキャビテーションタンネル回流水槽

さらに、同じページのカテゴリーを見てみると、東北大=液体リチウム繋がりでしょうか。
このプラントがキャビテーションの実験をしているかどうかは不明ですが、可能性はありますね。

引用　世界最大のリチウム流量を持つ液体リチウム流動試験装置

なお鉄砲エビなどの観察で報告されていたプラズマ光ですが、残念ながら東北大の研究でそれはラジカルによる発光であることが確認されているようです。
このラジカルは活性酸素のような働きをし、殺菌剤を使わない水の浄化の研究で成果をあげているようです。
いまのところバブル核融合ではなく殺菌剤をつかわない水質浄化の目的で研究されたり使われている例がほとんどのようです。

フリーラジカル（不対電子）による水処理の研究

引用　東北大 流動キャビテーションによる水処理

核融合を低温な700万度で促進、画期的なはずなのに2012年で研究報告が止まってしまってその後の報告もぱったり止んでいますが、どうなったのでしょう。

引用　超音波+液体金属リチウム+重陽子ビームでDD核融合反応の促進を確認